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ぼけぼけ日記 (ブログ風?)

★「石川一雄四十一年目の真実」鎌田慧

2004年10月26日

●「石川一雄四十一年目の真実」 鎌田 慧著 草思社 2,200円
 「狭山事件」
 この事件を知っているかたは、どのくらいいるのでしょう。
 そういう私も、概略だけで、詳しくは知りませんでした。
 この本を読むまでは・・・・
 これぞ、鎌田さんならではの、全身全霊をかけたルポルタージュ。
 鎌田慧さんの調査力、筆力に圧倒されます。
 被差別部落出身ゆえの差別、偏見が冤罪をうみだしてしまったことを
 たんねんに検証している。
 「文字」を知らなかったが故に、読み書きができなかったために
 いいように「罪」をかぶせられた石川一雄。
 獄中で文字を必死に勉強し、文字を「獲得」してから闘う姿に胸を打たれる。

 鎌田さんの著作に「はずれ」はないと私は思っています。
 「ドキュメント 屠場」
 「アジア絶望工場」
 「自動車絶望工場」
 「ルポ 戦後日本 50年の現場」(すべて講談社文庫)など
 読んでほしい数々の労作です。

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