● 集英社 1,000円+税
今度、ドラマ化されるというので、本棚から引っ張り出して
読み返してみた。
う~ん・・・。
どう映像化するねん、というのが正直な感想。
文庫版・854ページの力作!
複雑に入り組んだトリック、計算され尽くしたディテールを
12回ほどで視聴者にどうみせるのか。
これは東野ファンにとっては、大問題。
(私は熱烈なファンではないのですが)
まあ、ドラマと、作品は別物、と思って見た方が無難かも。
というほど、作品が優れている。
「ミステリー」なので、詳細ははぶくが・・・。
途中から、誰が犯人かは、予想がつく。
それでも、次から次におこる「問題」、「事件」、
「大阪」やそれぞれの時代の描写がいきいきとしていて、
重い文庫本を持つ手がだるくなっても、ページをめくる手が止まらない。
展開が早く、読み手を飽きさせない。
この作品はそういう種類のもの。
ミステリーには、その人の好みなどがあって
当たりはずれがかなりあるが・・・。
「白夜行」はオススメ度★★★★★なのです。
恐るべし、東野圭吾。
今までいろんな作品で翻弄されてきたが「白夜行」の
特に「謎解き」される十三章では・・・・体が震えた。
ああ、ほんま、どう映像化するねん!
(「あの頃ぼくらはアホでした」のエッセイも秀逸!)

