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ぼけぼけ日記 (ブログ風?)

★石田衣良「愛がいない部屋」

2006年2月 2日

●集英社 1,500円+税
 
 タイトル通りの恋愛小説。
 作者あとがきを読むとわかるが、彼の三冊目となる恋愛短編集。
 設定が石田衣良らしく、ある高層マンションで繰り広げられる
 男と女の物語を書き集めている。
 読み終わって本を閉じると・・・せつないため息をついてしまう。

 恋愛は読むものではなく、するものだ、が持論のナガサキ。
 でも、石田衣良の小説は、別格。
 なんでこんなにうまいねん、と怖ささえ感じる。
 が、今回の短編集を読んで、どこかに虚ろさを覚えた。
 なんだろう、この感覚・・・。

 そうだ。
 これは「恋愛小説は、ハッピーエンドで終わってほしい」という
 私の願望が満たされなかったことへの薄い失望感・・・か。

 現実問題、恋愛ってうまくいかへんことが多くないですか?
 せめて小説を読んでいる間だけでも、幸せな気持ちになりたい。
 やきもきさせられていても、終わりよければすべてよし!
 そんな物語が読みたい、と思うのは、我が儘でしょうか。

 読み進みながら「おっ鋭い」と思う点と、
 「いや、それはちゃうやん!」とつっこみを入れている自分がおり、
 それはそれで面白かった。

 ・・・やっぱり、恋愛は「する」もんだ。

 オススメ度 ★★

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