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ぼけぼけ日記 (ブログ風?)

真実が知りたい!

2007年5月 7日

★記事を書くのが遅くなって申し訳ないことですが・・・・

先月・4月15日放送分「この人に聞く」では、
血友病患者で、薬害エイズ被害のためHIVに感染させられたかたに
お話しを伺いました。

以前から、HIV当事者のかたの番組を作りたいと思っていたので
かなり、力が入りました・・・(;^_^A

ゲストは、現在「ネットワーク 医療と人権」理事をされているかた、「花井さん」です。
取材中から、そのパワーに圧倒され続けました。

花井さんにお逢いしたいと思ったのは、2年前、活動を紹介した新聞記事を読んだときからでした。
手元に残していたその記事は、変色してよれよれになっていました。

血友病のため、血液製剤を使わなければ生きていけなかった人々、およそ5000人のうち、約600名がエイズを発症して亡くなっています。(現在は、汚染されていない薬を使い、HIVの症状も、ある程度コントロールできるようになっているそうです)
亡くなったその「600人」の無念さ、悔しさ、怒り、悲しみを背負って、さらに「HIV」というだけで、差別と偏見の目にさらされる中、薬害根絶のため走り回っているかた、それが花井さんです。

1時間以上、収録は続きました。
その中で、とても印象に残ったのは、「足を踏まれたとき、踏んだ人間は痛みを感じない。でも踏まれたほうは痛みを感じる。この痛みをなぜ僕が感じなければならないのか、どんなふうに痛かったか、それを伝え続けないと、亡くなった仲間に申し訳ない」という言葉でした。

この言葉の重さ。
自分も、ひょっとしたら、動けなくなるかもしれないのに・・・。
 
私は、編集作業をしながら、なんとしても、この言葉は残そうと必死になりました。
そして、自問自答もしていました。

私は、気付かないうちに誰かの足を踏んでいないだろうか?
もし踏んだとしたら、きちんと謝れているだろうか?
今も、足を踏まれて痛い、と、言えずにいる人は多いのではないだろうか?
その人の心の声を聞き逃していないだろうか?

花井さんの口調には、悲壮感はありません。
ただ前を、きっと見据えて前進するのみ、という姿勢が凛としていて素敵でした。

なぜ、「薬害被害」は起こるのか。
起こったとき、どうするべきか。
対応するのは、人間です。
「人としてのありかた」を花井さんは現在も追っています。
あの「薬害エイズ事件」で「患者と医療」にできた溝を埋めるためにも、あのとき何が起こったのか、真実を知りたいという思いで様々な活動をしています。

今後も、取材を続けていきます。
皆さんも、良かったら検索してください。
「ネットワーク 医療と人権」です。

収録後、花井さんは「レッドリボン」のバッチをくださいました。
直径1?aのバッチはずっしりと手の中に落ちました・・・。

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