●映画化されて文庫本になった「亡国のイージス」「終戦のローレライ」
著者・福井 春敏(講談社文庫)
全巻積み上げると、11~p!!!
両方とも、潜水艦内での出来事、それも
信じがたいが、あり得る話を綿密に描いている。
読みながら、ぐいぐいと引き込まれるこの快感。
それと同時に、日本という国のあり方も考えさせられる。
「防衛」「戦争」について書かれたものである一方、
個々の人間のドラマでもあるからこそ、魅力的なのだ。
果たして、この国の行方を考えている人は
何人いるだろう。
そういう私も、しっかりと考えてこなかった。
「船乗り」の物語として読みながら
この国の行く末についても考えようという気に
させられる本。
オススメ度★★★

