●今の若い人たちに「三島由紀夫、知ってる?」と聞くと
「え~?誰~それ~?」という答えが返ってくるような
気がする・・・・。
「三島由紀夫が死んだ日」
実業之日本社 1,800円+税
熱烈な三島ファンではない。
小池真理子の著作に影響を及ぼしていることから
少しずつ読んできた。
特に絶筆となった「豊饒の海シリーズ~天人五衰」は
何度も何度も読み返した。
その中からは「死」が漂っていた。
他の作品もからも・・・。
今年で三島が死んでから35年になる。
そこで没後35年、改めて三島作品とその生き方を
8人の作家たちがそれぞれの立場で「検証」している。
(オビの文句には回顧、とあったけど・・・。
究極のナルシストであろうと、革命に失敗した無惨な
人間だと評価する人がいても
鹿島 茂が書いているように
「三島由紀夫、おまえはまだ死んでいない、のである」
これから類似本がたくさん出るんだろうな?・・・
オススメ度★★★

