●新風舎 1,470円。
今年9月に発行されたこの本をもとに、番組を一本
作らせて頂いた。
著者は、大阪市内の短大教授、視覚障害や、体にいろいろな病気などを
抱えていらっしゃる。
10年にわたる、お母様の介護体験を綴ったこの本の朗読と
インタビューによる番組は、2005年12月18日、「ともに生きる」でオンエアされた。
それから、私の携帯に、番組を聴いた、という友人たちから電話が3本もかかってきた。
常日頃の放送ではないことだ。
つまり、障害があってもなくても、親の介護に悩むのは
みんな同じだということ・・・。
番組制作にあたっては、著者のかたに多大なご迷惑をおかけしたことを
改めてこの場を借りて。お詫びしたい・・・。
すみませんでした。
番組で印象に残ったのは「障害者である私たちは、
できないことを受け入れること。でないと、自分がつぶれてしまう」
との言葉だった。
ご存じの片も多いかと思うが、私の両親も介護が必要である。
身体障害がるゆえに、介護ができないことに、いらだちと悲しみを
いつも感じていた。
そして、介護をしている弟たちに後ろめたさを感じていた。
「呪縛」から解き放ってくれたのがこの本だ。
できないことはできない。
私もそれを受け入れようと思う。
オススメ度 ★★★★

