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ナガサキ堂書店 2006年5月 メインページへ
★「眠れぬ真珠」石田衣良
2006年5月21日
●またまたやられた、石田衣良さま!!
17歳年下の男性と恋におちる45歳の版画家。
これはねえ。
がんばってきた大人の女性へのご褒美、という小説だわ・・・。
好きか嫌いか、評価が分かれるかもしれない。
男の願望=こんな女性が一つの理想、という
身勝手な部分も若干鼻につく・・・。
でも、いいんだな。
たぶん・・・
私が今、同じような状況にあるから
感情移入しやすかった、というのも、ある。
はい、年下の男性と、おつきあいさせて頂いています。
それで、何がつらいか、というと、自分の年齢からくる「容姿」の衰えと
さらに「障害」という外見問題を、深く、とらえてしまうのだ。
彼は若い。
周囲に綺麗な女性もたくさんいるのに、
なんで私なの?という疑問は、どんなに多くの時を重ねても
「不安」という形で私を苦しめる。
主人公・咲世子の体の変化、大人でいたいというプライド、
ひとことずつの台詞や行動が、
ぐさっと刺さる。
共鳴する。
反発する。
石田さん、なんでこんなに女性心理に詳しいの???
この小説の良さがわかる人は「真珠」。
未来よりも今を、
そして、本当はガラス細工のような精神なのに
強がって生きるフリをしている女性におすすめ。
ラストは最大のプレゼント。
不覚にも涙したナガサキ。
私には訪れないハッピーエンドをありがとう。
オススメ度 ★★★★★ 新潮社 1.600円+税
帯のコピーがステキ。
「愛は経験じゃない。恋は若さじゃない。」
これを書いたかたにも花束を。
BGM ♪ [Black Magic Woman] Santana ♪
★「FORTY 40 翼ふたたび」 石田衣良
2006年5月17日
●講談社 1,500円+税
やられた〜!
石田衣良に!
久しぶりに小説を読んで、泣いてしまった。
帯のコピーにあるようにこの物語は
人生の半分を過ぎてしまった男・吉松喜一が始めた「プロデュース業」の
クライアントとの関わりをつづった、連作短編。
私はすでに人生の折り返し点を回った。
35,と決めていたから。
それでも、この小説に出てくるいろんな人間たちの
あがき、苦しみ、残り時間を考えての焦りなど
共感できることが多かった・・・。
40歳から始めよう。
人生の半ばを過ぎて、できること、やれることは
やまのようにある。
投げた時点で、終わり。
休み休みでもいい。
自分を生きる。
そういった姿勢を貫く人へのエールだ。
ああ、悔しいぞ!
石田衣良の才能がほしい!!
ほとんどの人が泣けるのが
「はい、それまでよ」
「日比谷オールスターズ」
これで泣けへんかったら・・・顔を洗ってでなおしといで!
この二つに加えて好きなのが
「真夜中のセーラー服」
「翼ふたたび」
「地球防衛軍」
若い世代も共感できること、うけあい!
オススメ度 ★★★★★(おお〜久々の★5つ!)
BGM ♪ クイーン ウイ・アー・ザ・チャンピオン ♪
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