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ナガサキ堂書店 2007年1月 メインページへ
★「嫌われ松子の一生」
2007年1月 1日
山田宗樹著 幻冬舎文庫(上下)
映画もドラマも見ていません。
でも、力がある小説です。
現代と過去を行き来する手法は新しくないけど、
この作品に関しては、行き来の仕方が楽しい、
そして、酷い。
生きていられることに感謝するだけではあかんのやろか。
「運命」に翻弄されることがあったとして
生き直すことって、できひんのやろか。
38歳で「生き直し」した私は、ある人に言わせると
「うざい」そうだ。
「頑張ってま〜す」という姿勢が、見苦しいって。
人、それぞれに物差しがあって、どういう尺度で
他人や自分を量ろうとも
私は私。
こけたとしても、しばらくしたら
立ち上がると思う。
それが、逝ってしまった人たちとの約束だから・・・。
うざいと言われても。
きっと、この本を読んだら、
今生きていることを「良かった」、と思えるんちゃうかな。
嘘くさく聞こえるかもしれへんけど
あなたはあなた。
大事な存在。
助けを求めたら、きっとどこかでその手は差し伸べられる。
今、じゃないかもしれへん。
何年か先かもしれへん。
生きてさえいれば、その手をつかむことはできる。
その手を求め続けたら、自分でつかむことができる。
そう思う。
オススメ度 ★★★
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