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このミステリーがすごい!「警官の血」
2008年3月26日
★毎年、宝島社発行の「このミステリーがすごい!」=税込み500円=(以下、「このミス」)を参考に、いろんなミステリーを買っているのですが。。。
最近のオススメは、やはり、「このミス」1位となった、「警官の血」上・下、佐々木譲著、税込み各1,680円でしょう。
分厚い本大好きな私としては、重さと読み応えは比例すると、
勝手に思っているので、迷わず、買いました。
親子三代にわたる警官一家の生涯を描いており、その時代に起きた犯罪、時代背景も、
丁寧に描写。
まあ、読み方によると、「長いwww」と感じるかたもいらっしゃるとは思いますが・・・。
「父は何故死んだのか?」という疑問が、その息子、そのまた息子に受け継がれ、「警察組織」という大きな枠の中で、その謎に近づきそうで、また遠くなり、それでも「警官」として犯罪と向き合う3人の男たち・・・これは、「人間」を描いた秀作だと感じました。
ラスト、「正義とは?組織人とは?」を改めて考えさせられる結末で、お値段、重さ、ともに充分楽しめました。
高村薫の「レディ・ジョーカー」も好き嫌いが分かれる作品かもしれませんが、
あのぶあつい本を読み切った瞬間の爽快感が忘れられず・・・何度か、再読しています。
今は、東野圭吾の新刊「流星の絆」にとりかかっております。
重い本特集を以前にやりましたが、近いうちに、もう一回しようかな(笑)
オススメ度 ★★★
BGM 山下達郎「ずっと一緒さ」
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