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取材ノート 2005年2月 メインページへ
★桑名正博さんとの対談
2005年2月17日
●2月13日放送分は「桑名流ともに生きる〜桑名正博さん」と題し、
ミュージシャンの桑名正博さんと息子さんの錬さんに
ご出演頂きました。
放送できなかった部分で共感できたのが
「音楽でもなんでも、障害者やからこれでええねん、っていうのは
違うよね」という言葉でした。
確かに、障害があることで、いろいろ不便なことはあります。
でも、何かの「プロ」をめざしたりする場合、
「障害者だからこれでええねん」と自分でおもってしまったら
そこで終わり・・・です・・・。
私自身、プロの端くれのキャスターとして、いつも取材・収録は
全力投球です。
でないと、成長しない・・・。
プロじゃない・・・。
やっぱり、あいつは障害者だから、と思われてしまう。
・・・結果、無理をすることもありますが
フリーキャスターとなった今、自分で自分の健康管理には
万全を期しています。
それはプロとして当たり前のこと・・・。
なぜ、こんなことを書くかというと、毎年、あるイベントの司会をさせて
頂いており、障害当事者の中に、そういった考えを持っている人が
少なからずいることに気づいたからなのです。
その人ができる「精一杯の表現」を舞台で発表するイベント。
でも、出演者の中には、遅刻しそうになったり、
他の演技者も見ず、自分だけ舞台で発表して
帰っていく人もいます・・・。
ん〜・・・。
そのイベントのコンセプトは「障害者の芸術文化発表」の場。
日頃からの活動を、大きな舞台で観客の皆さんに
見てもらう、というもの。
同じ舞台に上がる者同士、他の人の「成果」をきちんと見届けるのも
参加することに含まれているのではないか?
と疑問を抱いています。
今年もそのイベントは続きます。
私が司会をさせてもらえるかどうかわかりませんが
私は、舞台の袖ですべてのかたの「自己表現」を
じっくり拝見させて頂いています。
それが司会者としての務めでもあると思うから・・・。
「障害」が重度のかたであればるほど、
「成果」の重みを感じるナガサキです。
桑名さんが番組中で歌ってくださった
「WONDERFUL WORLD」
「お互いがお互いの気持ちを思い合える世界、
なんて素敵な世界なんだろう」という訳詞に
そのイベントのことも思い出しながら
「音楽」が人の心を揺さぶる力の大きさを知り、
桑名さんの音楽の魅力の虜となった番組でした・・・。
「ともに生きる」
一言で言えば簡単ですが、実現までの道のりは
はるかかなた・・・。
それでも、なにもしないより、何かを始めることで
世界は変わっていく・・・。
そう感じさせられた桑名さんのお話でした。
桑名さんの歌は、ますます渋く、研ぎ澄まされて
聴く者の心を打つ、お宝ものでした・・・。
★3月6日は「障害者の恋愛と性」
2005年2月 6日
●毎年、必ず取り上げるテーマの一つ「障害者の恋愛と性」
皆さんが普段考えていることや、悩んでいることを元に
番組を作ろうと考えていますので、是非、お便りをお寄せください。
〒540−8501
NHK大阪放送局「ともに生きる」長崎圭子宛で、お願いします。
今までも皆さんからのお便りに答える形で番組を作ってきました。
「ともに生きる〜みんなでゆうゆうゆう」は、
皆さんの声で成り立っています。
でも、すべての声に、こたえきれていないことを
お詫びします。
なるべく多くのかたの抱える悩みに真剣に取り組むつもりです。
よろしくお願いします。
★2月6日放送分〜2つのオリンピック
2005年2月 6日
●「2つのオリンピック・・・。
皆さんは、障害者のスポーツの祭典、というと、
ああ、パラリンピックかな?と思われるでしょう。
でも。
「デフリンピック」と「スペシャルオリンピックス」という2つの
世界競技大会があります。
2月6日放送分では、この2つのオリンピックに出場されたかたと
これから出場されるかたにお話しを伺いました。
まず、デフリンピックは、今年の1月にすでに終了しましたが、
聴覚に障害のある方々のオリンピックです。
パラリンピックよりも歴史が古く、また、
当事者自身が運営するというデフリンピック。
それに初めて出場した、大阪市立ろう学校のかたに
インタビューしてきました。
身長148?pと小柄ですが、背泳ぎ2種目で、6位、7位入賞という
素晴らしい成績を残しました。
インタビューの収録は、なんと、ろう学校の校長室をお借りして
行わせて頂きました
目がきらきらして、かわいい!!と、彼女の母親世代の私は
思いました。
青春まっただ中!というような「生」のあふれる年代。
くたびれた中年の私は、彼女のいきいきとした手話に
励まされて帰ってきました。
一度「デフリンピック」公式ホームページを見てください。
そして、この2月26日から、アジアで初めての
開催となる「スペシャルオリンピックス」
こちらは、知的障害のある方々の世界競技大会です。
電話でインタビューさせていただきましたが、
開催地の長野は雪で埋もれています!とのこと。
先日の大寒波で、電動車いすがすべって転びそうになったり
風でふきとばされそうになった私は、
雪国の障害のある人たちのことを考えていました。
日々、どうやって、暮らしているのだろう・・・と。
それはさておき、お話しをしてくださったのは
「スノーシューイング」という「かんじき」のような靴をはいて、
雪の上を走る競技に出場するアスリートです。
印象的だったのは、彼女は普段施設に入所し、
昼間は一般企業で働いているのですが、
「学園(施設)の生活に張りがでます」という言葉でした。
ともすれば単調になりがちな日常が、スポーツをすることによって
日々の生活に張りが出る・・・1日1日の積み重ねが大事だと、
彼女は教えてくれました。
「スペシャルオリンピックス」は2月26日から長野県で開催されます。
その多くは皆さんの寄付によって運営されています。
こちらも、一度、公式ホームページを見てください!
大会の成功を祈っています・・・。
そして、彼女がこれからも日々、いきいきと暮らして
いけますように・・・・と。
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