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取材ノート 2005年3月 メインページへ
★新たな挑戦〜4月10日放送分
2005年3月25日
●今、4月10日放送分の取材をしている。
17日放送の「無年金障害者問題」と並行してなので
ちょっとしんどいが、ここが踏ん張りどころ。
10日放送分のゲストは「車いすの映像編集マン」と
「自立を始めた方」
内容は、やっぱり、聴いてのお楽しみです〜!
4月は何かと新しくなる季節。
桜の開花も待ち遠しい。
四国に残してきた家族のことが心配だが
きっと毎週日曜日、ラジオから私の声が流れるのを
待っていると思う。
病床にある父は、毎週、欠かさず聴いてくれた私の
「ファン第一号」
元気な声を聴かせたい。
離れていても。
気持ちは一つ。
話がそれたが、編集マンの方とは
一度、お仕事をご一緒したのです。
まじめで、自分の仕事をきっちりとこなす方。
どうやって、この方の魅力を引き出そう・・・。
自立をしている方には、来週の月曜日にお会いします。
楽しみだわ!!!
台本として、文字に変換する前の至極の時。
それが取材なんです。
今度はどんなかたに出会えるだろう。
そして、そのかたの魅力を最大限引き出せるよう
がんばるナガサキ。
至らぬところも多々ありますが、
皆さんのところに、もし、お邪魔したら・・・
よろしくお願いします〜!
★無年金障害者について
2005年3月22日
●4月17日放送の「ともに生きる」では「無年金障害者」問題について
取り上げます。
私が「無年金障害者」について知ったのは、
平成13年の全国一斉提訴の
新聞記事を読んでからでした。
私は19歳で事故に遭ったため
「障害基礎年金」を受給しています。
20歳を越えていたから、受給できない人がいる、
という事実は、私にとってショッキングなことでした。
今でも年金なしの生活は成り立っていないからです。
同じ障害者で、年金を受けられない人たちは、およそ、
12万人いると推計されています。
それから、この国の社会保障制度について、勉強したりして、
2002年には1回めの番組「無年金障害者問題を考える」を
作りました。
その後も、何らかの動きがあれば、番組で取り上げてきました。
放送後、反響があって、局にも問い合わせがあったのを覚えています。
それからずっと裁判の傍聴に行ったりして、
在日無年金障害者の方々の判決も京都地裁に聴きに行きました。
原告敗訴の厳しい判決で、この国の「人種差別」思想を
見たような気がしました。
それから、東京、新潟、広島地裁で、原告勝訴の判決が出ましたが
国側は控訴、この3月25日には、東京高裁で判決が出ます。
障害者の「所得保障」として、年金は欠かせないものです。
仕事をしていても、一般の人と同じような生活ができない私。
二次障害がますます進んで仕事ができなくなると
年金の必要性はますます高まります。
一斉提訴から4年。
大阪地裁での審議は結審し、判決日は追って言い渡す、とのこと。
「無年金障害者」の皆さんの必死の活動・運動の成果で
「特別給付金」がこの4月から受けられるようになります。
しかし、それも一部の人たちであって、10万人の人たちには
なんら救済措置がとられていません。
このことを、皆さん、知っていたでしょうか?
是非、4月17日の放送を聴いて、この問題について考えてください。
ホームページで「無年金障害者」のサイトを検索し、
知ってください。
皆さんの力を貸してください。
こうしている間にも、「無年金障害者」は生まれている・・・。
年金制度の抜本的な改革なしに、解決はあり得ない・・・。
年金制度に不備があったから、年金法は何度も改正されてきました。
その「制度の谷間」にいる人たちは、今も苦しい生活を余儀なくされています。
障害ゆえに仕事にも就けない、年金も受給できない。
「憲法14条の法の下の平等」原則・・・・といった難しい話も出てくると
思いますが、障害があり、年金受給できないことが
どんなことか、多くの人に知ってほしいと思います。
★障害者の恋愛と性〜出産(’05/3/6/OA)
2005年3月 6日
●3月6日の「ともに生きる〜みんなでゆうゆうゆう」のテーマは
「障害者の恋愛と性・出産」でした。
いまままで、障害者ゆえに恋愛をためらう人、知的障害がある女性が
売春させられていること、障害のために性行為ができない、などの
問題を取り上げてきました。
掲示板にも書いてくださったかたのように、
番組宛にお便りがきました。
「脳性まひの障害者で、子供を作るかどうか悩んでいる・・・」
私は障害のために出産できないので、今回の番組作りは
大変、精神的に苦しいものでした。
しかし、自分と向き合う貴重な時間とはなりました・・・・。
実名で登場してくださったお二人には心から感謝しています。
お一人は、結果的に子供を作らなかった男性のかた、
もうひとかたは、出産された女性。
お二人とも脳性まひの障害があります。
そして、最後に、障害のため、出産できない私から
同じような悩みを持つ皆さんへのメッセージをこめた番組を
作りました。
大変だったのは、なかなか、インタビューにこたえてくださるかたが
いなかったことです。
それだけ、「タブー視」されているのでしょうか・・・。
そういったことをなくしていきたくて、
毎年、必ず、「障害者の恋愛と性」をテーマとして取り上げています。
障害のない人でも、子供ができない人もいます。
あらゆる立場のかたが聴いてくださっていることを念頭におきながら
?@結果的に子供を作らず、夫婦での生活を充実しているかた
?A出産によって、自分も成長していけた、人生に大きな影響があった
とおっしゃるかた
?B出産できなくても、別の道で自分を活かす方法を探す・・・
(ナガサキの場合)
というケースをご紹介しました。
印象的だったのは、?@、?Aのかた、それぞれが、夫婦間の話し合いが
大事、とおっしゃっていたことです。
ナガサキは、子供ができないことを隠して、男性とお付き合いをしたことがあり、
結果的には破局しました。
今は、子供ができない、ということを相手に伝えて交際しています。
子供を産むか、産まないか、それは人生の中で大きな選択です。
障害者の皆さんにお伝えしたいのは、
「障害者だから、無理」と最初からあきらめるのではなく、
子供がほしかったら「自己決定」して、それぞれの人生を後悔しないよう、
夫婦で決めていくこと。
出演してくださったかたも、それぞれに、夫婦間の話し合いが大事だと
何度もおっしゃっていました。
口に出さずともわかるだろう、というのは、ありえない・・・・。
夫婦だからこそ、なおさら、話し合うことが大事なんですね・・・・。
先にも書きましたが、なかなか、オープンに、恋愛や性を語れる場が
ないことは残念です。
これからも番組を通して、「障害者の恋愛と性」を語り合える場作りを
続けていきたいと思っています。
皆さんの悩みや、日頃、考えていることなど
番組宛にお便りください・・・。
〒540−8501
NHK大阪放送局「ともに生きる」長崎圭子あて、です。
年に一度、と言わず、皆さんとキャッチボールをしながら
また、番組を作っていけたらいいなと思います。
(匿名、OKです)
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